discography

最新のリリース
ビイドロ
ひろばとことば
EXT-0021 2015.4.22 RELEASE 2160yen (TAX IN)

1.こわれてしまったわたしのきかい
2.わたしのことをつらぬいて
3.はじめるの
4.かんぺきにすてき
5.ふくろうとこうもり
6.ひろばのことば
7.あなたのいりぐち
8.ボートこいで
9.星をとる人

-レーベル解説文-
ポップ・エクスペリメンタル・ロックバンド 「ビイドロ」ニューアルバム
ビイドロは活動歴15年になるスリーピースロックバンド。活動休止中の2013年にリリースしたアルバム「またあしたね」の中の一曲を偶然、ラジオで聴いたレーベルオーナーで、和ラダイスガラージでのDJでも活動する永田一直が感銘を受け、その後ExT Recordingsより「くじらの半回転 c/w 夜の太陽」を7インチアナログ盤でリリース。2013年末、六本木スーパーデラックスで行われた「和ラダイスガラージ特別篇2013」(共演は(((さらうんど)))、一十三十一、砂原良徳など。チケットはソールドアウトとなった)にて復活ライブ、正式に活動を再開した。本作は活動再開後、初のアルバムである。今回彼らが最も影響を受けたサウンドは、70年代初期のテクノ化する前のクラフトワーク(実質上の1st3rdアルバム時期)やCANといった、ジャーマン・エクスペリメンタル・ロック。しかし、アバンギャルド化した訳でも、バンドが打ち込みを取り入れてテクノ風になったというのでもなく、これまでの特異なミキシング、過剰なダブ処理を推し進め、音響面での質感は実験的なジャーマン・エクスペリメンタル・ロックさながらだが、ポップさは一切失われておらず、繊細なボーカル、屈折しながらも痛烈な印象を与える歌詞、有無を言わさず感情を揺さぶるメロディー、ダイナミックなギター、非凡なバンド・アンサンブルは以前にも増している。この実験の結果生まれた新しいポップ・エクスペリメンタル・ロックを是非、体験して欲しい。尚、リリース元のDE DE MOUSECHERRYBOY FUNCTIONを輩出したExT Recordingsは初のロックバンドのリリースとなる。

ビイドロ
2000年から活動を開始したロックバンド。Gt/Voの青柳崇を中心にメンバーチェンジを繰り返し、2009年に青柳、伊藤、遠藤のスリーピース編成が固まる。異常なまでに完成された珠玉のポップスをステージで表現し続け、自主制作をふくめ、これまでに12枚の音源をリリース。その圧倒的な完成度で多くの音楽ラバーを虜にしてきた。しかし、2010年に突然の活動休止を宣言。惜しまれつつも休止期間に入る。その後、青柳、伊藤は新たなバンド「はなし」でお囃子ダブロックという新ジャンルを確立。そんな中、ビイドロの活動を休止してから録音された名曲11曲が収録されたアルバム「またあしたね」を2013年、音楽Podcast番組radioDTMとともにリリース。それに反応したExT Recordingsより7インチアナログ盤「くじらの半回転」もリリース。そして、2013年末正式に活動再開。2014年には初のワンマンライブを行う。20154月にはExT Recordingsよりニューアルバム「ひろばとことば」をリリース。
 
■ExT Recordings(エックスティー・レコーディング)
2006年、DJ、電子音楽家の永田一直により設立。最初のリリースは異例の大ヒットとなったDE DE MOUSE1stアルバムtide of stars。その後も、テクノ・トラックメイカーCHERRYBOY FUNCTION、ネオ・インダストリアル・ユニットCARRE、電子ハードコア・パンクのELEKTRO HUMANGELといった00-10年代を代表する先鋭的なアーティストをリリースしてきた。また、90年代から活動を続けるエレクトロダブ・レジェンドのKING OF OPUSの復活作のリリース、2015年にはレーベル初のロックバンド、ビイドロのリリースを予定しており、更なる独自の活動を拡げている。

特典CD-R こわれてしまったわたしのきかい (MV EDIT) 付き店舗

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ビイドロ / くじらの半回転
EXT-703 2013.7.6 RELEASE 1260yen (TAX IN)
7インチアナログ盤(300枚限定生産)

SIDE A くじらの半回転 (6:35)
SIDE B 夜の太陽 (6:11)
作詞作曲 青柳崇 編曲 ビイドロ

ずれっぱなしの世の中にずれっぱなしの名盤を。ビイドロ最新作「またあしたね」より、人気曲「くじらの半回転」と「夜の太陽」が限定7インチアナログ盤でシングルカット!
リリース元はなんと、DE DE MOUSECHERRYBOY FUNCTIONを輩出したExT Recordings

00年代、東京のライブハウスを中心に独自のポップセンスを散撒き続けたロックバンド。
ちょっとエモくて、ちょっと繊細で、ちょっとユーモラスなバンド。僕らの毎日とはほんの少しだけ違った世界を描くバンド。2010年に沢山のリスナーと沢山のアーティストから惜しまれながら活動を休止したバンド。
そんなバンド【ビイドロ】の、これまでとこれからの世界に向けられた未発表音源がついにリリースされる。タイトルは「またあしたね」
アルバムインフォより


永田一直ExT Recordings/和ラダイスガラージ)コメント
月曜の夜は出歩かない。何故かというと目当ての深夜ラジオがあるからだ。いつものようにパーソナリティーの下衆でアナーキーな喋りの後にかかる、トークとは全く無縁なメジャーレコード会社の売り込むJ-POPがかかる が、しかし、その日は違った。西ドイツのNEUのようなハンマービートに、轟音ギター。訳の分からない歌詞。くじら~ とか、コーラスでカムチャッカ!とか歌ってる。「何だこれは!?」半分寝ていた意識がどんどん覚めていく。曲明けで、パーソナリティーが曲紹介するのを絶対聴き逃すものかと、神経を集中する。「えー。ビイドロで、くじらの半回転」よし!すかさず検索。どうやらメジャーレコード会社のバンドでは無いようだ。その曲もまだこれからリリースのようだ。珍しく、ツイッターの自分のやってるパーティーのアカウントに、その興奮を書いた。そうしたら、エゴサーチをしていたメンバーから返信が。どうやら、俺の事を知っているようだ。しばらくしてアルバムの音源が送られてきた。現代の日本語詞にはそうそう感じない俺に突き刺さる歌詞と、ソリッドでオルタナなスリーピースの演奏、そしてやたらと発振するエコーのフィードバック。これは只事じゃないぞ。聴けば聴く程増す深みと発見。終いには、嗚咽するくらい泣いてしまう事もあった。活動休止の中あった唯一のライブも新宿ロフトに観に行った。もう、普通にファンになっていた。こんなのキリンジ以来だ。ゴールデンウィークにやった、自分のDJツアーではどの会場でも自然にプレイしていた。明け方にかける「夜の太陽」のハマり具合。いつもの癖で、この曲のアナログ盤があればいいのにと思うようになった。
と、いう事でビイドロの7インチアナログ盤を出させてもらう事になりました。皆様、よろしくお願いいたします


それ以前はこちらを参照ください
http://biidoro.net/sound.html

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